あなたはこの界隈に何を望む?
違う、そうじゃない。
そう思うことがこの界隈を見ていて増えた気がする。
僕は手探りで、何をどうすれば即れるのかわからない状態で、少しずつ何か変わってるような気がして、自分で試行錯誤を繰り返してる時が一番新鮮で楽しかった。
面白そうだと思って買ったテレビゲームを、正解が書いてあって、どの場面でどの道を選べば次に進めるという攻略本買って何が楽しいのか僕にはわからない。
しかも、あなた達が身銭切って受けた講習も買ったnoteも、テレビゲームの攻略本と違って、正解はそこに書いてないよ。
あくまでもその道標になる程度のものだという反論もあることかと思う。
でも、そういうのって、お金出さなくても、先人のブログ、経験値の多い人との合流、他のクラスタとの交流、そこらじゅうに転がってるんだよ。
僕は誰が何と言おうと情弱がアーリーアダプターに搾取されてるようにしか見えない。
ナンパなんてくだらないことを、他人にお金払って学ぼうとするなんて絶対おかしいよ。
ひこまるさんの送別会に出席して思ったよ、月並みやけど、持つべきものは友なんやって。
懐古厨と言われればそれまでだけど、昔は楽しかった。
今みたいに、妬み嫉みが渦巻いて、ナンパなんていう文字通り軟派なことを利用して小銭稼ぐ輩もいなかった。
note買うなとも、講習受けるなとも言わない。
ただ、今日の送別会もとあるナンパ講師をダナハさんが誘ったけど、「自分の今の立場では行きづらい」と丁重にお断りがあったときいた。
僕は彼が魂まで売ったわけじゃないんだなと感心した。
そういう感覚があるのが人間味あっていいなと。
僕もおそらく同じように考えるだろうから、目先の小銭より人との関係を優先したい。
彼の優先順位はそうじゃなかったのは悲しいけど、わかっててそれを選択したんだからそれはそれで仕方ない。
人は、色んな人と会って、魅力的な人間に接して、色んなことを教わるのではなくて「盗」まないといけないんだ。
これはナンパみたいなゲスな共通点だけじゃなくて、学校、クラブ(箱じゃないよ)、仕事、ありとあらゆる場面で言えること。
したらばに書かれてた。
クラスタで横の繋がりとか言ってるレオンはどんだけリア友少ねぇんだよって。
全然違うよ、そうじゃない。
僕は中学を卒業したら高校の友達とばっかりつるんで、地元の友達とは疎遠になった。
高校を卒業すると、大学の友達とばっかりつるんで、高校の友達とは疎遠になった。
大学を卒業したら、クラスタの友達とばっかりつるんで、大学の友達とは疎遠になった。
でも、誰かの送別会、結婚式、何かしらの行事で当時毎日過ごした友達と久しぶりに顔を合わせた時、ひこまるさんの送別会で感じた時みたいな懐かしさと一緒に顔を合わすんだよ。
僕は、クラスタの友達と久しぶりに顔を合わせて、今まで属したコミュニティの人と久しぶりに会った時と同じようなノスタルジーを感じられて幸せです。
僕の人生の中で、あの頃はあいつらと毎週遊んでたなぁって思えるコミュニティが1つ増えた。
全て終わった時、思い浮かぶ顔は今まで即った女の子や懇意にしてた既セクでもなく一緒に遊んだクラスタの人達だと確信してる。
どこに属してたって、合わないやつは絶対居る。
少しだけ、この界隈が陰湿で、容赦ないだけで、その構図は小学校からずっと変わらない。
でも、この界隈に属する人の大半がいい大人な分、余計に厄介で、
今更人の本質はそう簡単に変わらない。
じゃあ僕の今書いているブログは誰の心にも届かないと言ったらそうじゃないと思う。
でも、逆説的かもしれないけど、僕はもうこの界隈は暴走列車のように走り出して止まらないところまで行ってしまったんだと思ってる。
今までは何か変わるんじゃないかと期待して、だからこそこういう説教じみたことはなるべく言わないようにしてた節がある。
だから僕がこうやってブログを書いてるのは何かしら諦めてしまったからなんだと思う。
同じく逆説的に、物事の本質は、文字で伝わることなんて極々限られているとも思う。
それでも僕がこうやってブログを書いてるのは何かしら諦めてしまったからなんだと思う。
人に何かを伝えるということは、話し手よりも聞き手の度量に占める部分が大きい。
僕のこのブログが一体どれだけの人の心に響くかわからない。
あなたはこの界隈に何を求めますか?
僕がこの界隈を通して一体何を得たか。
何も残らないよ。
沢山お金を使ったし、沢山時間を費やした。
それまで懇意にしていたリア友と疎遠になり、大切な人の信頼を失ったりもした。
数えれば、失ったものの方が遥かに多いのかもしれない。
でも、高校生の頃、部活終わりに友達と近所のマクドでくだらない話で盛り上がった頃のことを、何を得られたかで思い返す人はいないでしょう?
僕はそれでいいと思うんだ。
くだらない趣味なんだからとことんくだらないこと言ってたらいい。
もともと僕の即報になんてイイねは数えるくらいしかつかなくて、どこでゲロ吐いたとかどこで記憶飛んだとか、そういうクソどうでもいいツイートはその何倍もイイねが付くんだからwwww
僕をフォローしてくれてる人たちが僕に求めることはもはやそういうことでしかない。
これからこの界隈に浸かる人達へ。
もっと色んな人と会ってください。
Twitter上は、嘘と、嘘じゃないまでも切り取られた事実しかない。
会って、話して、一緒に過ごして、信頼に足る人格の友達を沢山作ってください。
また、会ってみて自分のことをいい奴だと言ってくれる人間を沢山作ってください。
僕は、自分のフォロワーが少ない時から多い時まで、会いたいと言ってくれる人には必ず会ったし、会いたいと思う人には必ず自分から会ってほしいと連絡した。
終始こだわって続けてきて良かった点。
もう一つ。
Twitterは窓口に過ぎない。
ネット上でドヤることを目的にしちゃいけない。
Twitterも、ブログも、魅力的な人物なんじゃなかろうかと、会ってみたい人だなと、思ってもらう為の、名刺でしかない。
僕はもう一緒にナンパは出来ないし、箱に行く頻度も減っていく。
それでも最低限のラインを設けて、会いたいと言ってくれる人には会う。
「自分」とは、「他人」という概念なしには成り立たない。
自分をもっと好きになるために、色んな人と会いたい。
もはやこのアカウントはその為のツールでしかない。
他人の葬式に参列して、自分の葬儀に一体どれくらいの人が来てくれるんだろうと、ジジババになると思うらしい。
僕が関西を離れる時、一体何人の人が集まってくれるんだろう。
ひこまるさんの送別会で酒飲みながらそんなことを考えてた。